連詩「在るということ」

あなたが私に 
私にあなたが 溶け込む 
重なっていく二人 
もともとそうであったように二人は一つになる 
それが愛かしら…？ 
それとも夢を見ているのかしら？ 
私はあなた、あなたは私 
ゆらりゆられて満たされてゆく 
その先に見えたものは確信 
三日月が微笑んでいる 
なんであなたはそんなに微笑んでるの？ 
自信のない私はそんなあなたに 
不安な影を浮かべ、微笑み返す 
あなたはそっとまた 
わたしを優しく抱きしめ 
頭をゆっくりなでて、ささやくのだ 
｢愛してる…やっと出逢えた｣と 
それは幾千の時を越え 
あなたに出逢えたのだと 
そこには永久に続くと信じる愛が満ちている 
貴方に愛され、私のなかで少しの勇気の花が咲く 

2008/6/28完 
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